探偵社

悪徳探偵社の騙しの手口

“悪徳探偵社”の騙しの手口

焦らせ、ボッタクって、トンズラ…。探偵業界にも悪徳業者は存在する。どうすれば、引っ掛からず済むであろうか?悪徳探偵の定義とは?そこで、わかりやすい例を挙げて、その手口を徹底検証!これでアナタも大丈夫!?

被害者:A子さん。新潟市在住の32歳・女性。

既婚者の男性と不倫関係にあるA子さん。しかし、相手がなかなか奥さんと離婚してくれないため、別れさせ工作の依頼を考えるようになった。そこで、支社が全国にある某大手探偵社に相談した。料金は全国均一、2ヶ月で40万円。成功報酬制で、離婚させることができた場合は追加で40万円掛かると説明を受けた。ホームページもしっかりしており、どこよりも料金が安かったので、A子さんは悩んだ末、この探偵社に工作を依頼したのだった。

契約書に記入し、規定の着手金40万円を振り込んだ。それから2週間ほど経ったころ、報告書が届いた。彼の自宅、車、勤務先などの写真が添付されており、それまで見たことがなかった奥さんの写真も付いていた。「ちゃんとやってくれているみたい」。A子さんはホッと胸を撫で下ろした。その3週間後、新たな報告書が届く。ところが、その内容は相変わらず調査のみ。まだ工作に入っていないようなので、A子さんは焦りを感じていた。期間は2ヶ月しかないからだ。シビレを切らし、A子さんは探偵社に電話をした。しかし、担当者が不在だと言われ、取り次いでもらえない。何度、電話しても答えは同じであった。そこで、メールを送ってみたのだが、返信が来ない。とうとう期限の2ヶ月も過ぎてしまった。不安な状態が何日も続き、疲れ果てたA子さんの元に、ある封筒が届く。内容は、『交通費』と称した追加経費の支払いを求める請求書であった。新潟の支社からではなく、東京本社からの請求であり、その金額は2ヶ月で50万円を超えていた。顔面蒼白になり、慌てて探偵社に電話したA子さんであったが、相変わらず担当者は不在という回答。しかし、支払いの件に関しては饒舌に説明された。「いったい、どうなっているの?」。A子さんは、ただただ呆然としてしまったの。であった…。

1.検証レポート

上記のケースを振り返って検証してみよう。ポイントは、面談時のやり取りにある。

面談は新潟市内の喫茶店で行った。

必ず、事務所で面談するようにしなければいけない。面談に喫茶店などを指定する探偵社は、事務所を持っていないような怪しいところが多いのだ。

交通費が別途請求されることは、小さく契約書に記載されていた。

A子さんは、これを見逃した。契約書である以上、サインをするときには慎重さが必要。隅々まで目を通し、不明な点は臆せずに聞くことが肝心なのだ。

工作の内容、見積もりについて一切聞かず、依頼を決めてしまった。

探偵社側が「プロにまかせておけばいい」としか言わなかったとしたら怪しい。作戦立案において細かい打ち合わせがあってしかるべきだからである。

2.まとめ

以上の経緯をまとめてみると、A子さん側にまったく落ち度がないとは言い切れないが、探偵社側にも、連絡を絶って意図的に時間稼ぎをしていた。つまり、明らかにA子を騙そうとしていたという印象を受ける。しかし、A子さんのケースは決して特殊なものではない。弊社に寄せられる相談の中でも比較的多いパターンなのである。

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