調査には
どのようなものがあるのか
一言で調査と言っても、その内容が多種多様に分類化されていることは、おわかりになったと思う。とくに柱となるのが「素行調査」、「聞き込み調査」なのだが、ここでは、調査が具体的にどのようなかたちで行われているのかを説明しよう。
●素行調査のポイントは以下の2点となる
①調査範囲の決定
調査時間、開始場所、終了タイミング、撮影有無など、何をどこまで行うのかをある程度、依頼人と相談して決めておく。依頼人と調査時に連絡がつくようであれば、現場と直接やりとりして調査行動を決めることも可能。
②ターゲットの行動パターン、移動手段の把握
車輛移動なのか、電車・徒歩移動なのか。あるいは、最寄りの駅まで自転車を使うのかなど、ターゲットの事前情報があればもっとも有効な追尾手段を準備しておき、また無ければどの場合であっても対応できるようにしておく。



駅で待ち伏せるかどうかを決める際や、ターゲットが動いたときの行動を正確に読むことができるため、その移動手段が事前にわかっている方が、より効果的な調査を行うことができる。
会社(張込み)→退社(尾行)→待合せ場所(張込み&撮影)→移動(尾行)→お店(張込&撮影)→移動(尾行)→ホテル(張込み撮影)→移動(尾行)→別れ場所(撮影)→移動(尾行)→帰宅(確認・解除)
「直聞き」とも言われる調査方法。
次章の「工作」ともリンクするが、ターゲット本人や周辺人物から欲しい情報を直接取得することである。取材を装ったインタビューであったり、友人関係を築きあげた上で、必要な話を何気なく聞き出したりする。生きた新鮮な情報を入手できる画期的な方法であり、また、想定外の情報を取得できることも多い重要な調査方法なのである。


